ジッポー!ア・ラ・カルト一覧

Zippoライターの「音」がアメリカで音商標を取得。

Zippoライターの「音」がアメリカで音商標を取得。

ppo Manufacturing Companyは、2018年12月5日、Zippoライターの「音」が米国で音商標を取得したことを発表した。登録されたのは「開閉音」および「着火音」。これまで米国音商標として登録されてきたのは、映画「ハンガー・ゲーム」の「Mockingjay Whistle」や、映画会社MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)の吠えるライオンのサウンドなど。Zippoライターのクリック音は、これに加わる新たな商標「音」となる。

ジッポー社初の「周年モデル」25th Anniversary

ジッポー社初の「周年モデル」25th Anniversary

世界⼤恐慌の嵐が吹き荒れていた1932年、⽯油採掘産業と共に栄えてきた街・ペンシルバニア州ブラッドフォードで、将来有望なビジネスとしてライターの製造販売を⾒込んでいた若き⽇のG.G.ブレイズデルは、街の⼀⾓にあったビルの2階、リッカーソン&プライド社の⼀⾓を間借りした⼩部屋で、⼆⼈の従業員と共にささやかにZIPPO社を⽴ち上げた。その後、第⼆次世界⼤戦、朝鮮戦争などを通じ「軍需物資としてのオイル・ライターの供給」を続けることで会社は成⻑し、やがて戦後の⾼度経済成⻑の波を受ける中で、創業25周年を迎える1957年頃には、ZIPPO 社はブラッドフォードで最も⼤きな企業へと成⻑し、地元の経済基盤を⽀える中⼼の役割を果たすまでの成⻑を遂げていた。それまでに、通算4200万個を超えるライターを製造・出荷し、街中の4つのビルに事業所を構え、従業員も300⼈近くに膨らんでいた。創業時からのポリシーであった「永久保証」も広く認知され、この頃までにブラッドフォード本社のクリニックには200万個を超えるライターが修理の為に送られてきていたと云う。このエピソードからしても、ZIPPO社の事業規模がいかに拡⼤していたのかを伺うことが出来るだろう。(コメントは、FEEF Newsletter #38 より、引用させて頂きました)

店頭販促用スタンド

店頭販促用スタンド

1950年代中期に店頭販促⽤に作られたものと推測されるライター1個⽤スタンド。両⾯テープで店頭に固定し、サンプルを置いた。

“Lady Bradford”幻となってしまった「初期型」にまつわる背景

“Lady Bradford”幻となってしまった「初期型」にまつわる背景

画像は1949年のクリスマス商戦に向けた雑紙広告。まだ台座が付いていない初期型の “Lady Bradford” が新商品として掲載されている。1949年のクリスマス商戦に向けた新商品として “Lady Bradford”はラインナップされたが、発売当初のデザインは流麗で⾮常に美しいものの、ボトム部分に向けて絞られていくフォルムによって、筐体の⼤きさに⽐較して底部が⼩さく、不安定で簡単に倒れてしまうという報告が相次いで、発売後すぐに販売が⼀時中⽌される。およそ半年後の 1950年6⽉に、台座パーツを追加した改良型 “Lady Bradford”が再発されるが、これは底部にドリルで⽳を開け、ボルトと接着剤でパーツを固定したものだった。つまり「初期型」と呼ばれる「台座の無いモデル」とは「不良品」として出荷されたまま回収されなかった「ごく僅かな初期ロット」を意味しており、その結果、期せずして、現存するあらゆる ZIPPO コレクティブの中でも最も数が少ない「幻」と呼ばれるアイテムのひとつとなってしまったのである。(コメントは、FEEF Newsletter #47 より、引用させて頂きました)

GOLD FILLED(金張り)

GOLD FILLED(金張り)

電気分解による付着ではなく、真空圧にて金を圧着させる事により「金属間の境界面を原子レベルで合金化」させている為、通常メッキやゴールドプレートと比較すると剥離しにくいのが特徴。

GOLD PLATE(金メッキ)

GOLD PLATE(金メッキ)

電気分解による加工方法で母材に金を付着させており、付着できる厚みには限界がある為、一番厚くコーティングしたとしてもゴールドフィルドには及ばず。

GOLDEN ELEGANCE

GOLDEN ELEGANCE

全体に金メッキを施した「ゴールデンエレガンス」は、1976年発売モデル。画像のジッポーは発売1年前に試作された、1975年製造のプロト・タイプです。

ULTRALITE

ULTRALITE

1978年が発売初年度の、ウルトラライト・シリーズ、カラフルなアクリル・チップを貼ったモデルです。

SCRIMSHAW

SCRIMSHAW

ウルトラライトに見られる「スクリムショー」のプレート貼り、素材表面に毛彫り用針で、傷をつけ色を指して模様を彫り込む「スクリムショー」工法が施されています。

ROSEART

ROSEART

「ローズアート」は1957年に、ペンシルバニア州に住む事業家で技芸家でもあった「フィリップ・ローズ」氏が世界各国のマーブル(大理石)を素材にしてデザインし、自社ブランドで製造及び販売をした、ジッポーライター唯一の「公認・社外品」テーブル・モデル。初期のモデルを現行のものと比べてみても極、細かい部分を除いてその仕様は殆ど変っていません。本文は(Goods Press ・ジッポーを読む!)から引用させて頂きました。

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