300メートル以上の上空から落としても壊れない堅牢性


世に送り出されてから80有余年、Zippoは単なるライター以上の存在として人々の胸に刻まれています。第2次世界大戦中の戦場ではコンロ代わりに使われて兵士たちの食事を温め、電気系統がマヒした飛行機のコックピットでは、照明代わりに使われてパイロットを無事に基地まで導きました。救援機の為の誘導灯として使われたこともあります。
過酷な状況は戦場ばかりではありません。釣り上げられた魚の腹から発見されたり、ハワイの上空1100フィート(335メートル)からパイナップル畑へ落下したZippoが支障なく着火したエピソードも残されています。
ピストルの弾丸から人命を救ったZippoもあります。サンフランシスコの病院に勤める警備員が、不審な3人組に胸を撃たれたものの、ポケットに入っていたZippoが食い止め、彼は一命を取り留めたのです。
画像は「ITAYA zippo STORY COLLECTION」から、コメントは「ジッポーコレクション:DeAGOSTINI」創刊号より転載させて頂きました。