コールマン252A / U.S. ミリタリー・ランタン 1956年製【Coleman】


アイテム: コールマン252A / U.S. ミリタリー・ランタン 1956年製【Coleman】
コード: 7219
コンディション: E
(コンディションの説明)
年代: 1950年代
価格:
36,000円 (税: 3,600円)
39,600円 (税込)

詳細:
​コールマン社が U.S. Military(米軍)に提供していたGIランタンです。戦時利用も想定して各処に工夫の凝らしたミリタリー仕様のランタンに仕上がっています。この252Aは第二次世界大戦の勃発と共に生まれたランタンであり、1980年代までの刻印を確認出来ています。40年以上作られていた事になりますが、基本設計は変わっていません。

※コールマン社の220系ランタンをベースに作られた設計図を元に、アメリカ国内の数社が U.S. Military(米軍)に供給しています。見た目は同じでもタンク裏のスタンプ(刻印)で製造元の判別が可能です。Colemanを筆頭に「AMG,SMP,ARMSTORONG,THERMOS」等が確認されています。(本品は U.S. COLEMAN 1956 スタンプです)


本品を入手時は、点灯はするものの「不安定」で、タンクの凹み及び個体に傾きが見られたので、専門店にオーバーホールを依頼しました。(2020年9月)

<作業内容>
タンク外側やベンチ内外の美化、フレーム(錆落し 耐熱塗装)
バーナーチューブ バーナーキャップ チューブ美化 研磨
ジェネレーター分解クリーニング
フィラーキャップガスケット交換
バルブASSY分解クリーニング 調整 組込 
チェックバルブ清掃 ポンプステム ポンプシリンダークリーニング
フィラー研磨 錆び取り ベイル研磨 
バルブグラファイトガスケット交換
タンク頭頂陥没修正にて個体の傾きを修正

※オーバーホール後の作動状況良好!!燃焼テストはしていませんが、ポンピング加圧OK、抜けなし、バルブを開くと送気音がします。(この個体は、実用ではなくデイスプレイして楽しんでいましたが、OH済みなので、このまま実用も可能です)

備考:
1956年製(燃料はガソリン)、クワドラント・グローブはミルスペックらしく4分割のタイプを採用していて、割れた際も一部の交換で済むようになっています。通常のランタンのグローブより分厚く作られていて、割れにくくなっています。(グローブには、小さいカケやクラックありますが、使用には問題ないと思われます)
また、ジョウゴ付き燃料タンクには「スペアの工具やパーツ、マントル」を収納出来るようになっています。(本品は、空で何も入っていません)

ジェネレーターに針は無く、プレヒートが完了するまでは生ガス(液体燃料)が出ますので、ポンピング後燃料バルブを少し開けて生ガスを出したら直ぐに燃料バルブを閉め、少し出た燃料に点火、しばし気化するのを待つワイルドな点火方法が特徴です。

軍用らしくホワイトガソリンだけでなく、赤ガス(レギュラーガソリン)も使えるダブルフューエルタイプです。

参考画像は、リフレクター(商品コード#7207)を装着したイメージ画像です。(付属品ではありません)

※画像に撮影時のライトの映り込みが見えますが、キズ等ではありません。


その他の画像

裏面

裏面

横面‐1

横面‐1

横面‐2

横面‐2

上面

上面

底面(1956)

底面(1956)

グローブ画像(4分割)

グローブ画像(4分割)

グローブ拡大画像

グローブ拡大画像

分解画像

分解画像

拡大画像‐1

拡大画像‐1

拡大画像‐2

拡大画像‐2

拡大画像‐3

拡大画像‐3

拡大画像‐4

拡大画像‐4

参考画像:リフレクター

参考画像:リフレクター



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